快適なマラソンライフを送るためには、どんなグッズが必要かな?
みんなは、どんな服装をしているのだろう?
そんな疑問にお答えするために、この記事では現在目指しておられる距離別に、どんな装備や服装が必要かをお話しします。
5km〜10kmまで
まずは、これからマラソンを始めたいと思っておられる方や、走り始めてから5km〜10kmぐらいまでの距離を目指しておられる方に、これだけは揃えておきたい最低限必要なグッズをご紹介します。
ランニングシューズ
走るために最も重要なグッズ、それは紛れもなくランニングシューズです。
普通のスニーカーとは違い、ランニングシューズは脚を守ってくれる様々な機能を搭載しています。
ケガを防ぐためにも、必ずランニングシューズを履きましょう。
ランニングシューズについては、こちらの記事で詳しく説明しています。 run-oyaji.hatenablog.com
軽量ランニングシューズ
ジョギングやLSD・フルマラソンの時は厚底の重いシューズでもいいのですが、スピード練習や5km・10kmの大会で走る時には軽量ランニングシューズがお勧めですね。
軽量なことで脚の回転が速くなり、走るスピードがアップします。
ランニングソックス
ソックスについても、足を保護する造りを備えたランニング専用のソックスがお勧めです。
その中でも特にお勧めなのは、ゴールドウィン社の「X−SOCKS」ですね。
今まで私が履いたランニングソックスの中では、一番耐久性に優れており、他メーカーのランニングソックスに比べて、かなり破れにくいです。
ランニングソックスについては、こちらの記事をご覧ください。 run-oyaji.hatenablog.com
ランニングウェア・パンツ
ランニング時のウェア・パンツは綿素材ではなく速乾性のポリエステル素材をお勧めします。
汗をかいてもすぐに乾くので、肌に張り付かず快適に走ることが出来ます。
ランニングキャップ
ランニングキャップは紫外線から頭部を守ってくれ、ツバが眼を守ってくれます。
またキャップをかぶる事により汗が眼に入るのを防ぎ、撥水加工をしてある物なら雨粒を弾いてくれるので、雨天時にも重宝しますね。
10km〜ハーフマラソンまで
ここまでご紹介した装備が基本となり、距離が長くなるにつれて必要な装備が追加されていきます。
それでは、次は10km〜ハーフマラソンぐらいの距離を走るのに必要なグッズをご紹介します。
ウエストポーチ
10km以上の距離ともなりますと、練習の時でも途中で小腹が空いてきたり、喉が乾いてきたりしますよね?
そんな時のためにウエストポーチがあれば、ちょっとした携行食や小銭を入れておくことが出来るので、たいへん便利です。
また夏場は特に喉が乾くので、ドリンクを携行できるペットボトルホルダーの付いた物がお勧めですね。
アームカバー
これぐらい距離が長くなってきますと、腕振りの回数も多くなり、腕もかなり疲れます。
そこでアームカバーを付けることで、その着圧により筋肉をサポートしてくれるので、腕が疲れにくくなるのです。
また日焼けや寒さにも対応できますので、ぜひ着用することをお勧めします。
ゲイター
アームカバーの脚版とも言えるのがゲイターですね。
アームカバーと同様に着圧により、ふくらはぎの筋肉をサポートし、脚が疲れにくくなります。
ハーフマラソン〜フルマラソン
それではいよいよハーフマラソンよりも長い距離から、市民ランナーが走る距離では最長クラスであるフルマラソンまでを想定したグッズを紹介していきます。
40kmを超える長距離ともなると、完走するだけでも4〜5時間以上かかる場合も珍しくありません。
それだけの長く苦しい闘いを、楽しく快適に乗り越えるためにも、必要な装備をしっかり整えていきましょう!
GPSウォッチ
GPSウォッチは、フルマラソンの練習や大会時には欠かせないグッズの一つです。
実業団・プロランナーやエリート市民ランナーであれば、ペース感覚は肌に染み付いていると思いますが、われわれ一般の市民ランナーレベルでは、なかなかそこまでは難しいですよね。
GPSウォッチは、走った距離やペース・走っている最中のリアルタイムもわかりますし、ペースが命のマラソンにおいて、こんな優れたアイテムはありません。
その中でも私の一押しのブランドは何と言っても「GARMIN」ですね。
そのGPS性能の良さ・ラインナップの豊富さと設定の簡単さ・多機能性が魅力です。
本来ランニング時の心拍データを計測する時は、心拍計を胸などに装着しなくてはなりませんが、「ガーミン フォアアスリート235J」は、本体を手首に付けるだけで心拍のデータが計測できます。
その技術水準の高さは、他社の追随を許さず、常に業界のトップを走っています。
機能性タイツ
ハーフマラソン以上の長距離においては、ゲイターよりもその着圧により腰から脚にかけての下半身全体の筋肉をサポートしてくれる「機能性タイツ」をお勧めします。
特にフルマラソンでは長時間にわたり下半身を酷使しますので、その効果が強く実感できます。
ランニンググローブ
そもそもグローブは防寒用ですが、ランニンググローブは普通の手袋とは違い、手にフィットするように造られています。
そのおかげで、次にご紹介する携行食などをウエストポーチから取り出す時に、グローブをつけたままでも上手く取り出すことが出来るのです。
携行食・サプリメント
ハーフマラソン以上の距離を走ると、徐々に体内のエネルギーが枯渇してガス欠の状態になってきます。
そんな時に、携行食やサプリメントを摂ることが、非常に有効なのです。
なぜなら携行食やサプリメントは、少しの量で沢山のエネルギーを素早く摂ることが出来るからです。
ですから、特にフルマラソンの大会時には必ず持って走ることをお勧めします。
携行食・サプリメントについては、その成分や摂るタイミングなど、詳しくはこちらの記事をご覧ください。 run-oyaji.hatenablog.com
あれば便利なグッズ
以上、距離別に必要なグッズを紹介してきました。
最後に、絶対に必要というわけでは無いのですが、練習時や大会時に、あれば便利なグッズをご紹介します。
ちなみに、私が持っていないグッズもありますので、ご参考程度にお考え下さいね。
サングラス
サングラスは、練習時や大会時に着用することで紫外線から眼を守ってくれます。
いろんなデザインの物があって、走る時のファッションとしても人気がありますね。
ただ私の場合はメガネをかけていますので、サングラスをかけるとなると度付きサングラスになるため、高額なのでかけていません。
眼のいい方やコンタクトレンズを付けておられる方なら、比較的安価な物もあると思いますので、検討されてもいいですね。
ウィンドブレーカー
寒い時期の練習時や大会時に着用することで、防風・防寒の効果があります。
薄手なので、着用していても軽くて走りやすいのがいいですね。
ビニールポンチョ
ビニールポンチョは雨天の練習時や大会時に着用することで、身体が雨に濡れるのを防いでくれます。
また、寒い時期の大会でのスタート待ちの時に着用すると防寒にもなり、薄い物ならスタート後に脱いでウエストポーチに収納出来るので便利ですね。
もっとも私の場合は、スタート前の寒さしのぎには、ゴミ袋に穴を開けてかぶっています。
安上がりですし、スタート後に脱ぎ捨てられるのでお勧めです(笑)
ただし、ちゃんとゴミ箱に捨てましょうね!
ワイヤレスイヤホン
好きな音楽を聴くことにはリラックス効果がありますので、練習時に音楽を聴きながら走るランナーも多いです。
ランニングなどスポーツ時には、動いても外れにくく、汗が付いても安心な防水機能に優れたワイヤレスイヤホンをお勧めします。
私もかつてマラソンを始めたばかりの頃には、苦しい練習時に少しでも気を紛らわせようと、音楽を聴きながらでないと走れないほどでした。
それがいつからか、音楽に頼らずとも長い時間走れるようになり、今では音楽を聴きながら走ることは無くなってしまいました。
もちろん上級者でも、音楽を聴きながらの方が集中できるという方もいますので、自分が楽しく・気持ち良く走れるようにするのがベストです!
ただ事故を防ぐためにも、周りの音が全く聞こえないようなイヤホンや音量はNGです。
あと私的には、練習時は良いと思いますが、大会時に音楽を聴きながら走るのも、あまりお勧めしません。
というのも、大会の時は沿道に沢山の方たちが応援のために並んでいますよね。
そうした声援は大会の時にしか聞くことが出来ないので、その大会でしか味わえない特別な体験を思いっきり楽しんで頂きたいためです。
アームポーチ
アームポーチをランニング時に腕に装着することで、スマートフォンなどをスッキリと収納することが出来ます。
ウエストポーチに入れるよりもかさばらず、ランニングが快適になりますね。
特に、スマートフォンを取り出すことなくポーチに入れたまま操作が可能なタイプの商品ですと、出し入れの頻度も減ってお勧めです!
腕に付けるため、重たくて腕が振りにくくなるという欠点もありますが、ウエストポーチやポケットに入れた荷物が揺れて気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか。
ランニングライト
私は夜に走ることがそもそも少ないので使っていませんが、夜間練習の多い方ならばランニングライトは必要な装備ですね。
首からぶら下げることで、暗い夜道でも足下が照らされるので安全性がアップします。
また、対向してくるランナー・歩行者・自転車・自動車などからの視認性も良くなるので、事故防止の効果もありますしね。
事故の防止には、自分が相手の存在に気付くだけでなく、相手に自分の存在を気付かせることも大切です。
「視力が良くて見えるからいいや」という考えではなく、マナーも意識して、安全に趣味を楽しみましょう!
まとめ
この記事では、マラソンをするために必ず必要なグッズと、あれば便利なグッズをいくつか紹介させて頂きました。
ご紹介させて頂きましたグッズは、ほんの一部ですので参考にして頂ければ幸いです。
それでは、お好きなグッズを手に入れて、快適なマラソンライフをお過ごし下さい!